頑張りすぎている、ある女性社長様の奮闘の日々
私の知人であるK社長は、サービス業をされている50代の女性社長です。3年前にご主人が脳梗塞で倒れられました。当時、ご主人が経営していらっしゃった会社は社員が10人ほどで順調に仕事をされていました。いつものように前夜にお客様の接待の飲み会があり、翌日の日曜日は、好きなゴルフをされていたそうです。午前中のプレー中に、突然、気分が悪いとのことで、救急車で運ばれました。検査の結果、脳梗塞だったそうです。そのまま、手術と入院をされてリハビリまで進みましたが、病状は一進一退を繰り返し、下半身の麻痺と言語障害が後遺症になりました。
その間、奥様はご主人に付き添って介護をされていました。会社の方は、1ヶ月程度、社長不在のまま、運営は出来ていましたが、今後、ご主人が社長に戻るのは無理な状況だったそうです。そこで、急遽、奥様が社長に就任しました。ある程度の仕事内容は把握されていたそうですが、急に降ってわいたような社長就任は、責任も重く、また、ご主人の介護をしながらの日々は、想像以上なご苦労だと思われます。
いつもエネルギッシュなK社長は、そんなご苦労も顔に出さずに仕事に家庭にと奮闘をされていました。傍目からも働きすぎだろうと思っていたある日、K社長から電話がありました。「風邪をひいて3日も熱が下がらない。まったく食べられなくて起き上がる気力も体力もない。」と苦しそうな息遣いでした。やはり、頑張り過ぎて体が悲鳴を上げたのでしょう。
特に、女性の場合は、仕事をされていても、家庭のことは完璧にこなさなければいけないとの呪縛があるようです。
人間はロボットではありませんから、24時間は働けません。体が辛いなあ、睡眠不足だなあ、なんとなく体調が悪いなあ、そんなときには、誰かを頼っても良いと思います。
ご家族に頼るのも良いし、仲の良い友人に頼るのも良いとでしょう。それができない場合には、ぜひ、弊社のような家事代行サービスをご利用ください。